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本社から始め、他拠点でも進める

TOYO TIRE、服装の自由化を導入

タイヤ 2020-02-28

 TOYO TIREは3月2日から、本社勤務者(約300人)を対象に「服装の自由化」を導入する。また、他拠点においても体制を整え次第、同様に進めていく方針。

 同社は服装の自由化について、各自が主体となって、働きやすい(働くうえでストレスのない、働くうえで自身のモチベーションにつながる)服装を選ぶことと定義。同社で働く従業員が「お互いに個性や多様性を認め合う闊達な風土を作っていく」、「自分らしく快適に働くことのできる装いを選ぶことで、心身の負荷を軽減していく」、「自由な考えや行動に伴う責任感を育んでいく」ことを趣旨として実施する。

 今回の服装自由化は、①災害発生時でも十分な安全性を確保する②相手との関係性、仕事との関係性を主体的に捉え、相手や仕事に応じて自律的に服装を選び、清潔感を保つように努める③イベント(会議、式典等)の際には、主催者がその趣旨にふさわしいと考えるドレスコードに則る――ことを留意して運用される。

 同社は、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」の趣旨に賛同し、2030年におけるTOYO TIREグループのありたい姿を「TOYO TIREのSDGs」として掲げ、策定した14のゴール(2030年の目標)を2019年3月に公表した。

 今回の服装自由化は、そのうち、「従業員が安心して挑戦し続けることができる労働環境を提供することで、多様な人々が対等に働く機会を得て、活躍できる社会づくりに貢献する。」という目標にリンクさせた施策の一つとしても位置づけている。

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