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「MICHELIN X MULTI Z 2」

日本ミシュランタイヤ、大型トラック・バス用タイヤを3月2日から発売

タイヤ 2020-02-07

 日本ミシュランタイヤは3月2日から、大型トラック・バス用タイヤ「MICHELIN X MULTI Z 2」(ミシュラン エックス マルチ ゼットツー)を発売する。サイズは11R22.5で、オープン価格。

「MICHELIN X MULTI Z 2」


 同製品は、中・長距離大型車輛向けに開発されたタイヤで、アジアおよびオーストラリア地域で500万本以上販売された「ミシュラン エックス マルチ」シリーズの最新モデル。同社独自の最新テクノロジー「レジニオン テクノロジー」が摩耗末期まで高いウェット性能を確保し、「インフィニコイル」が長寿命と省メンテナンスを実現。また、「HT(エイチティー) ナイロン テクノロジー」が高い耐久性を発揮。

 ■製品特徴
 ◇稼働時間を最大化 =摩耗末期まで安定した性能がタイヤライフを最大化、パンク時においての移動可能距離を確保

 ◇安全運行をサポート= 摩耗末期に至るまで高いウエット性能、急激な内圧低下のリスク低減

 ◇コスト削減に貢献 =長寿命によりタイヤコスト削減、偏摩耗抑制によりメンテナンス負担が軽減、再生可能率が向上

 ■搭載技術
 ◇レジニオン テクノロジー=ミシュランモールド3Dメタルプリンティングテクノロジーが可能にした自己再生トレッドパターン。新品時のブロック剛性が高く、長寿命を実現。タイヤが摩耗するにつれ、新しい溝が現れ、摩耗末期まで高いウエット性能が持続する。

 ◇インフィニコイル=ワイヤー材をカーカスとトレッド部の間にタイヤの回転方向に対して平行に巻き上げ構成したコイル。トレッド部の剛性、安全性がアップする。走行中において、タイヤ高速回転時の遠心力によって生じるトレッド中央部のせり上がりを防ぎ、変形による発熱量が抑制。また均等な接地面の確保により、偏摩耗を抑制し、ケーシングの耐久性を向上させ安全性が向上。

 ◇HT(エイチティー)ナイロン テクノロジー=ビードワイヤーの周りを包むテキスタイルで、ケーシングプライとビードワイヤー間の応力と動きを軽減。部材間の応力(反発する抵抗力)と動きを抑制させることにより、ビード部の耐久性を向上させ、安全性の確保と再生率を向上する。
 

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