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次世代ゴム「e-Rubber」を採用した新技術などを紹介

豊田合成、「第4回ロボデックス」に出展

工業用品 2020-02-07

 豊田合成は2月12~14日の3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれるロボット技術の展示会「第4回ロボデックス」に電気で動く次世代ゴム「e-Rubber」を出展する。

 会場では、従来のロボットにはなかったモノの形状や硬軟などを感知できる「e-Rubber触覚ハンド」を搭載し、人の代わりにコーヒーを淹れる「バリスタロボ」を展示する。

 また、1月にCES2020(米・ラスベガス)で公開した「AR×e-Rubberハプティクス」を国内で初出展。5Gの普及で活用が進むAR(拡張現実)において、従来の映像(視覚)や音(聴覚)に「触覚」を付与する新技術を体感することができる。

 ■主な展示品

 ◇「バリスタロボ」=軽くて柔らかく高精度なe-Rubberセンサを用いた同社の「触覚ハンド」をサービス業界向けにロボティックス・サービスを提供するQBIT Robotics のロボットシステムに搭載。

 ◇「AR×e-Rubberハプティクス」=アクチュエータ機能とセンサ機能を兼ね備えたe-Rubberの強みを活かし、人が物体に触れたときの感触を疑似的に再現するデバイス。コンピュータ・グラフィックスで描かれた物体の柔らかさなどの「生々しい感触」を体験することが可能。
 

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