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既存事業の強化や新規事業の開発、経営・財務体質の強化を目指す

JRC、投資会社に株式の一部譲渡

タイヤ 2020-02-03

 JRC(本社・大阪府、浜口稔社長)は1月22日、1月17日付けで投資会社インテグラル(本社・大阪府)に株式の一部を譲渡することで合意したと発表した。譲渡株式数や譲渡金額は非公開。

 JRCは国内シェアトップのベルトコンベヤ部品メーカーで、コンベヤベルトを下支えするローラや、駆動装置であるプーリを中心に設計・製造・販売している。特に主力製品のローラは、国内シェア50%を占めるという。

 国内に4工場(兵庫県南あわじ市、鹿児島県、北海道旭川市、埼玉県)と8営業所、東西2カ所(埼玉県本庄市、兵庫県小野市)に物流センターがあり、生産・供給体制を確立している。

 また新規事業として、同社が持つ工場生産設備自動化のノウハウを生かしたロボットによるシステムインテグレーションを事業化し、工場の生産工程のほか、ライフサイエンス研究設備等の自動化を提案している。

 JRCでは、既存事業の強化や新規事業の開発、経営・財務体質の強化をはかるため、今回、企業への投資や経営支援に実績のあるインテグラルに対して株式を譲渡したもの。

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