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業務・資本提携関係は変更なし

ブリヂストンとTOYO TIRE、双方の保有株式50%を売却

タイヤ 2019-11-28

 TOYO TIREは11月28日、業務・資本提携関係にあるブリヂストンの保有株式の一部を売却すると発表した。安定した信頼関係の構築を目的とした資本提携が一定の役割を果たしたこと、2018年6月1日に実施された「コーポレートガバナンス・コード」の改訂で、企業が保有する政策保有株式の縮減方針が示されたことなどが理由。双方が保有する株式の50%を売却することで合意した。業務・資本提携関係は引き続き変更ないとしている。

 両社は2008年5月16日、業務・資本提携に合意。TOYO TIREはブリヂストンの普通株式389万3,204株(発行株式総数の0.51%)を、ブリヂストンはTOYO TIREの普通株式1,000万株(同6.49%)を保有している。提携開始以来11年間にわたり、「タイヤ製造技術開発」、「原材料・資材・設備調達」をはじめとした様々な分野で、それぞれの得意分野や経営資源を有効活用したシナジーを創出。両社の企業価値向上と強固な信頼関係を構築してきた。

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