19年12月期第3四半期業績
ブリヂストン、タイヤ、多角化とも減収減益
タイヤ 2019-11-08
ブリヂストンが11月8日に発表した19年12月期第3四半期(1-9月)業績は、売上高が2兆6,353億9,100万円で前年同期比1.5%減、営業利益が2,503億4,500万円で同13.9%減、経常利益が2,425億4,400万円で同12.3%減、純利益が2,054億300万円で同6.4%減となった。
営業利益段階の増減要因をみると、増益要因は売価で250億円、数量で40億円の計290億円。減益要因は原材料で▲90億円、減価償却費で▲160億円、販管費で▲250億円、その他で▲115億円、為替で▲80億円の計695億円。差し引き405億円の減益となった。
セグメント別にみると、タイヤ部門は売上高が2兆1,987億円で前年同期比1%減、営業利益が2,481億円で同11%減。多角化部門は売上高が4,489億円で同4%減、営業利益が21億円で同80%減となった。
また所在別では、日本は売上高が8,331億円で同2%増、営業利益が842億円で同15%減。米州は売上高が1兆2,908億円で同2%減、営業利益が1,172億円で同11%減。欧州・ロシア・中近東・アフリカは売上高が4,406億円で同1%減、営業利益が97億円で同4%減。中国・アジア大洋州は売上高が4,506億円で同5%減、営業利益が347億円で同24%減となった。
通期業績予想を修正
同社は同日、19年12月期通期業績予想を修正した。
■19年12月期通期業績予想
◇売上高=3兆4,900億円(前回予想3兆6,200億円、増減率3.6%減)◇営業利益=3,300億円(同3,750億円、同12.0%減)◇経常利益=3,150億円(同3,550億円、同11.3%減)◇純利益=2,750億円(同2,900億円、同5.2%減)
営業利益段階の増減要因をみると、増益要因は売値で380億円。減益要因は原材料で▲30億円、数量で▲120億円、減価償却費で▲220億円、販管費で▲270億円、その他で▲297億円、為替で▲170億円の計1,107億円。差し引き727億円の減益を見込む。
セグメント別では、タイヤ部門は売上高が2兆9,100億円で前期比5%減、営業利益が3,300億円で同16%減。多角化部門は売上高が5,800億円で同6%減、営業利益が0億円を見込んでいる。
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