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18年12月期第1四半期

横浜ゴム、MB事業が増収増益

タイヤ 2018-05-16

 横浜ゴムが5月14日に発表した18年12月期第1四半期(1-3月)業績(IFRS)は、売上高が1,491億5,700万円で前年同期比2.3%増、事業利益が116億9,400万円で同8.3%増、純利益が93億3,500万円で同18.0%増だった。事業利益段階の増減要因は、増益要因が価格/MIXで23億円、為替差で4億円、原料価格で4億円(天然ゴム11億円、合成ゴム7億円、配合剤▲12億円、その他▲2億円)、MBで3億円、ATGで2億円、減益要因が販売量で13億円、固定費で11億円、製造原価で3億円、その他で1億円。

 タイヤ事業は売上高が1,041億9,500万円で同0.9%増、事業利益が80億4,000万円で同6.7%増。新車用タイヤは、中国を含めアジアが好調で増収。市販用タイヤは、海外の一部地域で前年同期に値上げ前の一時的な販売増かがあったことにより減収だった。

 MB事業は売上高が263億100万円で同1.3%増、営業利益が16億5,500万円で同22.4%増。ホース配管事業は国内外の建機需要が旺盛だったことに加え、自動車用ホース配管事業が好調で増収。工業資材事業は国内外でコンベヤベルトの販売が好調だったほか、海洋商品が回復傾向で増収。ハマタイト・電材事業及び航空部品事業は減収だった。

 ATG事業は売上高が168億9,600万円で同13.4%増、事業利益が19億800万円で同9.4%増。農業機械の需要が回復傾向で、新車用タイヤの販売が好調だった。

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