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MB事業は海洋商品でグローバルシェア№1目指す

横浜ゴム山石社長が年末会見開く

タイヤ 2017-12-18


 横浜ゴムは12月13日、山石昌孝社長が出席し、年末記者会見を開催した。その中で山石社長はMB事業について「自動車ビジネスでのグローバルな成長を図るとともに、海洋商品でグローバルシェア№1を目指す」と語った。

 ■2017年を振り返って
 2017年3月30日に社長の任を仰せつかり、早9カ月が過ぎた。また、2017年は当社にとって100周年という節目の年となった。

 第3四半期までのタイヤ事業は、新車用タイヤの販売が好調で、特に中国においては、売上高で前年を大きく上回った。市販用タイヤの販売は、国内で引き続き高付加価値商品の販売に注力し、販売量、売上高ともに前年を上回り、海外でも東南アジアやロシアを中心に好調に推移した。

 MB事業は海外での市場回復もあり、ホース配管事業、工業資材事業、ハマタイト・電材事業の売上高は前年同期を上回ったものの、航空部品事業は民間航空機向けが低調で前年同期を下回った。

 ATGのオフハイウェイタイヤは、新車用・市販用ともに販売が堅調で想定通りに推移した。

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