三菱ケミカルは、東風日産乗用車が2025年11月から中国で発売した新型「ティアナ」のAIスピーカー部品に、植物由来のバイオエンプラ「DURABIO(デュラビオ)」が採用された。

 DURABIOは、植物由来のイソソルバイドが主原料のバイオエンジニアリングプラスチック。従来のポリカーボネート樹脂と比較し、高い透明性、優れた光学特性などの特長があるとともに、植物由来のポリマーでありながら、耐候性や耐久性にも優れた素材となっている。

 新型「ティアナ」のダッシュボード上には、音声による対話や操作が可能なAIスピーカーが搭載されている。逆ピラミッドデザインが採用されており、点灯すると、6本のライトピラーがリズミカルに256色の光を放ち、クリスタルのような色彩豊かで透明感ある質感を演出し、車内に躍動感をもたらす。

 DURABIOが持つ透明性や光学特性といった意匠性の高さが、ラグジュアリーで活力ある車内空間の演出に適していること、クリアコートなしの樹脂素材のままで使用できて耐久性に優れていることなどが評価され、今回の採用に至った。