2026年3月期第3四半期業績
藤倉コンポジット、産業用資材は大幅増益
決算 New! 2026-02-13
藤倉コンポジットの2026年3月期第3四半期(4~12月)業績は、売上高が298億7,100万円で前年同期比横ばい、営業利益が35億7,000万円で同1.0%減、経常利益が37億9,300万円で同0.9%減、純利益が27億8,500万円で同9.1%減だった。
セグメント別にみると、産業用資材は、売上高が174億500万円で同横ばい、営業利益が4億8,900万円で同222.4%増。
工業用品部門では、中国において自動車市場に加え住宅設備市場が依然として低調に推移しており、また、北米において汎用エンジンなどを扱うローカル企業の受注が振るわず減収。一方で、国内の自動車関連部品および住宅設備関連部品は受注が回復傾向で増収増益となった。制御機器部門では、今期堅調だった台湾でのAI半導体の設備投資が一段落し、中国向けを中心にその他半導体および液晶製造装置への投資も低調に推移した。一般産業部品と自動車関連部品は増収となったものの、液晶・半導体市場の影響が大きく、また一部中国向け医療関連部品の減産もあり減収減益となった。
引布加工品は、売上高が25億1,500万円で同17.6%増、営業利益が300万円(前年同期は1億800万円の損失)。
引布部門では、電気・電子向けの部材や自動車関連部品の受注が好調に推移しており増収増益となった。加工品部門では、舶用品において小型船舶用の新型救命浮器の出荷が増加したほか、防衛関連製品や変圧器向け部品の受注も好調に推移し、前期の営業損失から営業利益に転じた。
スポーツ用品は、売上高が96億8,900万円で同3.7%減、営業利益が36億6,900万円で同11.0%減。ゴルフ用カーボンシャフト部門は、国内市場では物価高騰による影響、アジア地域では韓国市場を中心とした景気の低迷、北米市場においては米国の物価高騰による消費減退の影響などもあり減収減益となった。アウトドア用品部門は、季節商品の一部入荷遅延が発生し、引き続き低調に推移した。
その他は、売上高が2億6,100万円で同0.3%増、営業利益が1,200万円で同54.4%減。運送部門は、引布加工品の輸送が増加したが、燃料費の高騰などにより増収減益となった。
2026年3月期通期業績は、売上高407億円で前期比0.2%増、営業利益50億円で同7.6%増、経常利益52億円で同6.6%増、純利益38億円で同1.7%増を見込んでいる。
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