2025年3月期業績
住友理工、自動車用品、一般産業用品とも増収増益
決算 2025-05-09
住友理工の2025年3月期(2024年4月~2025年3月)業績(IFRS)は、売上高が6,333億3,100万円で前期比2.9%増、事業利益が433億9,600万円で同17.2%増、純利益が274億1,900万円で同47.1%増だった。
事業セグメント別にみると、自動車用品は、売上高が5,743億3,800万円で同2.6%増、事業利益が386億3,200万円で同12.4%増。外部顧客への売上高は、主要顧客による減産の影響があったものの、円安の進行による為替換算の影響により増収。事業利益は、原価低減活動、生産効率の向上や為替換算の影響により増益となった。
一般産業用品は、売上高が589億9,300万円で同5.5%増、事業利益が47億6,400万円で同79.8%増。外部顧客への売上高は、高圧ホースおよびプリンター向け機能部品の主要顧客による生産台数の増加や円安の進行による為替換算の影響により増収。事業利益は、主にプリンター向け機能部品の生産拠点集約などの構造改革進展により増益となった。
所在地セグメント別にみると、日本は、売上高が2,494億円で同5.6%増、事業利益が129億円で同30.9%増。米州は、売上高が1,999億円で同8.9%増、事業利益が139億円で同68.9%増。アジアは、売上高が1,891億円で同5.2%減、事業利益が188億円で同7.4%減。欧州その他は、売上高が684億円で同3.2%減、事業利益が21億円の損失(前期は15億円の損失)となった。
2026年3月期業績は、売上高6,200億円で前期比2.1%減、事業利益390億円で同10.1%減、純利益195億円で同28.9%減を見込んでいる。
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