2025年3月期業績
豊田合成、米州とインドは増収増益
決算 2025-04-25
豊田合成の2025年3月期(2024年4月~2025年3月)業績(IFRS)は、売上収益が1兆597億9,800万円で前期比1.1%減、営業利益が598億4,400万円で同11.6%減、純利益が363億3,100万円で同29.4%減だった。
営業利益段階の増減要因をみると、増益要因は、原価改善で215億円、為替で67億円の計282億円。減益要因は、増減販で167億円、価格改定で67億円、材料市況で29億円、昇給影響で56億円、固定費で9億円、その他で33億円の計361億円。差し引き79億円の減益となった。
セグメント別にみると、日本は、売上収益が4,399億100万円で同0.8%減、営業利益が114億3,000万円で同28.2%減。顧客の生産台数減少や減販影響などにより減収減益となった。
米州は、売上収益が4,039億2,000万円で同1.7%増、営業利益が341億5,500万円で同30.1%増。為替影響などにより増収。原価改善などにより増益となった。
欧州・アフリカは、売上収益が327億3,600万円で同5.2%減、営業利益が26億9,000万円で同3.1%減。顧客の生産台数減少や減販影響などにより減収減益となった。
中国は、売上収益が949億2,400万円で同17.0%減、営業損失が72億1,700万円(前期は50億300万円の利益)。顧客の生産台数減少および減販影響や減損などにより減収営業損失となった。
アジアは、売上収益が1,385億8,900万円で同0.7%増、営業利益が141億6,900万円で同0.4%減。顧客の生産台数減少や減販影響などにより増収減益となった。
インドは、売上収益が423億6,800万円で同20.2%増、営業利益が43億6,000万円で同24.9%増。顧客の生産台数増加および増販効果や原価改善などにより増収増益となった。
製品領域別の売上収益をみると、セーフティシステムは4,146億円で同4.6%増、内外装は3,488億円で同7.8%減、機能部品は1,791億円で同1.3%増、ウェザストリップは1,170億円で同2.1%減となった。
2026年3月期業績は、売上収益1兆円で前期比5.6%減、営業利益550億円で同8.1%減、純利益380億円で同4.6%増を見込んでいる。
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