ENEOSホールディングス、エラストマー事業は増収増益

　ENEOSホールディングスの2025年3月期第1四半期（4～6月）業績（IFRS）は、売上高が3兆1,663億1,300万円で前期比1.6%減、営業利益が1,508億3,500万円で同60.5％増、純利益が816億4,100万円で同78.2％増だった。

　エラストマー事業を含む機能材セグメントの売上高は861億2,300万円で同15.0％増、営業利益は65億7,200万円で同149.7％増だった。そのうちエラストマー事業は、需要回復および販売拡大により販売数量は前期比増収。ブタジエン市況の高騰や円安を主要因としたマージン拡大等で増益となった。

　2025年3月期通期業績は、売上高が14兆6,000億円で前期比5.4％増、営業利益が4,000億円で同14.0％減、純利益が2,100億円で同27.1％減を予想している。