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2024年3月期業績

西川ゴム工業、自動車生産の回復で大幅な増収増益

決算 2024-05-13

 西川ゴム工業の2024年3月期業績は、売上高が1,179億400万円で前期比20.1%増、営業利益が68億5,300万円で同791.3%増、経常利益が91億4,500万円で同301.1%増、純利益が58億3,900万円で同176.9%増だった。

 セグメント別にみると、日本は売上高が557億6,900万円で同12.6%増、営業利益が52億3,200万円で同183.1%増。自動車生産台数が前期比で増加したことに加え、合理化・効率化活動の継続などにより増収増益となった。

 北米は売上高が429億100万円で同41.9%増、営業損失が14億1,200万円(前期は35億5,900万円の損失)。自動車生産台数が前期比で増加したことなどにより増収となったが、メキシコ拠点において上期に発生した労働環境逼迫による一過性支出が影響したことで前期に引き続き営業損失となった。

 東アジアは売上高が131億5,200万円で同6.5%減、営業利益が7億800万円で同5.9%減。自動車生産台数は前期比で増加したが、同社の受注車種が減少したことで減収減益となった。

 東南アジアは売上高が128億9,600万円で同22.6%増、営業利益が24億1,000万円で同42.4%増。自動車生産台数が前期比で増加したことを受け、増収増益となった。

 2025年3月期業績は、売上高1,100億円で前期比6.7%減、営業利益55億円で同19.7%減、経常利益68億円で同25.6%減、純利益46億円で同21.2%減を見込んでいる。

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