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2023年3月期第2四半期業績

西川ゴム工業、コスト増で各利益は減益

決算 2022-11-09

 西川ゴム工業の2023年3月期第2四半期(4~9月)業績は、売上高が461億3,700万円で前年同期比12.7%増、営業損失が10億100万円(前年同期は19億4,000万円の利益)、経常利益が9,200万円で同96.2%減、四半期純損失が2,700万円(同11億5,500万円の利益)だった。

 売上高は国内および海外の自動車生産台数が前年同期比で増加傾向に推移したことを背景に増加したが、損益については、原材料・輸送コスト・エネルギー価格高騰などの影響を大きく受けたことに加え、北米セグメントにおいての要員不足に伴う追加・臨時コストの増加などの影響を受けたことで、営業利益、経常利益、当期純利益は減益となった。

 通期業績予想を修正
 同社は2023年3月期通期業績予想の修正を発表した。円安の進行および北米セグメントで引き続き厳しい収益状況が続くと想定している。

 ■2023年3月期通期業績予想
 ◇売上高=992億円(前回予想965億円、増減率2.8%増)◇営業利益=1億円(同13億円、同92.3%減)◇経常利益=8億円(同21億円、同61.9%減)◇当期純利益=6億円(同9億円、同33.3%減)

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