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2023年3月期第2四半期業績

三井化学、モビリティソリューションは増収増益

決算 2022-11-08

 三井化学の2023年3月期第2四半期(4~9月)業績(IFRS)は、売上収益が9,510億7,700万円で前年同期比27.9%増、コア営業利益が775億5,300万円で同17.7%減、純利益が443億5,300万円で同41.6%減だった。

 モビリティソリューションは売上高が2,553億7,900万円で同28.1%増、コア営業利益が233億8,300万円で同43.3%増。エラストマーは、太陽電池封止材の販売は堅調に推移したものの、一部自動車関連製品の回復遅れによって販売数量は減少した。一方、交易条件については価格改定、為替差、高付加価値品へのシフトにより改善した。

 通期業績予想を修正
 同社は、2023年3月期通期業績予想を修正した。第2四半期までの実績値を踏まえ売上収益は減少するが、連結子会社の異動に伴う株式譲渡益の計上で、営業利益以降は前回予想を上回る見込み。

 ■2023年3月期通期業績予想
 ◇売上収益=2兆円(前回予想2兆1,600億円、増減率7.4%減)◇コア営業利益=1,400億円(変わらず)◇当期純利益=1,050億円(同1,000億円、同5.0%増)

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