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宇部興産、内閣府委託事業「先進的な宇宙利用モデル実証プロジェクト」採択について

11月8日

 宇部興産グループの宇部興産コンサルタント株式会社(山口県宇部市。社長:堀敬史)は、内閣府の委託事業で、一般財団法人日本宇宙フォーラムが実施する「先進的な宇宙利用モデル実証プロジェクト」の公募にプロジェクトチームの代表者として応募した結果、採択されました。(採択件数は応募25件のうち6件)

 昨年度の政府関係機関の一部機能移転により、山口県に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA」)の拠点が設置され、JAXA、山口大学、山口県の3者により衛星データの利用・研究に関する連携協力協定が締結されたことに伴い、本年3月、地方独立行政法人山口県産業技術センターに「衛星データ解析技術研究会」が発足し、衛星データを活用した新事業創出に向けた取り組みがスタートしました。

宇部興産コンサルタントはこの研究会に参加し、そこで提案したアイデアについて、他の会員とプロジェクトチームを作って検討を進め応募し、このたび採択されました。

【採択事業】
〇プロジェクト名
「衛星ビッグデータを活用した里山黄金郷創出事業~竹林から~」

〇提案概要
 宇部市の里地里山環境保全に必要な情報(竹林分布や経年変化による今後の予測分布等)を衛星データと地上データから作成して提供することで、竹林の整備や耕作放棄地の解消等に係る業務の 効率化・省力化を図る。

〇プロジェクトチームメンバー
 宇部興産コンサルタント株式会社/株式会社ニュージャパンナレッジ/株式会社常盤商会 /国立大学法人山口大学応用衛星リモートセンシング研究センター/宇部市/地方独立行政法人 山口県農林綜合技術センター/地方独立行政法人山口県産業技術センター
【協力機関】 一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構/国立研究開発法人産業技術総合研究所人工知能センター

〇宇部興産コンサルタントの役割
 プロジェクトチームの代表として衛星データの解析や実地検証(現地確認は踏査やドローン利用など多面的に計画)を行い、総括管理とともにビジネスモデルの構築、事業化検討を担う。

《参考》先進的な宇宙利用モデル実証プロジェクト(内閣府委託事業)
・事業主体:一般社団法人日本宇宙フォーラム
・事業内容:先進的な衛星データ利用モデルの実証プロジェクトの提案を募集し、委託事業により経費を負担。
・委託金額:1 件あたり1,100 万円(税込)/年程度

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