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日本の工業標準化活動に貢献

平成29年度表彰式、ゴム関連産業から西、斉藤、田中の3氏が受賞

その他 2017-11-07

田中日本ベルト工業会事務局長

 日本の工業標準化活動に貢献した人たちを表彰する、平成29年度工業標準化事業表彰式が10月23日、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)で開かれ、ゴム関連産業から西敏夫東京大学・東京工業大学名誉教授、斉藤章日本ゴム工業会ISO/TC45国内審議委員会シニアエキスパート、田中滋泰日本ベルト工業会ISO/TC41ベルト国内審議委員会事務局長の3氏が表彰された。

 西氏は工業標準化事業表彰経済産業大臣表彰を受賞。同氏はISO/TC45(ゴムおよびゴム製品)国内審議委員会に新たに免震ゴム・ゴム支承分科会を創設し、初代主査、JIS原案作成委員会委員長として日本の免震ゴム業界の企画開発を主導。またISO/TC45では、日本発の免震用積層ゴムの国際標準化を主導し、地震災害の縮小に貢献した。免震技術とそれを支えるISO、JISの役割を広く啓蒙し普及活動に従事するなど、国内外での多方面の活動により、TC45における日本の存在感を大きく高めた。

 斉藤氏は工業標準化功労者表彰(産業技術環境局長表彰)を受賞。同氏はTC45/SC2(試験および分析法)/WG5(化学試験法)のプロジェクトリーダーと、TC45国内審議委員会分科会主査として、多くのゴム製品の国際標準化に貢献した。

 田中氏も産業技術環境局長表彰を受賞。同氏はISO/TC41(プーリおよびベルト)/SC3(コンベヤベルト)の国際幹事として、4回の国際会議を主催し、日本の意見を反映させるために尽力。特に、ISO規格とJISとの整合化に注力し、日本の産業界に貢献。SC1(摩擦ベルト伝動)やSC4(歯付ベルト伝動)においても日本の意見の反映に尽力した。

 受賞した田中氏は「過分な表彰をいただき感謝している。ISOは世界の標準規格であり、世界でビジネスを行うためには、精通する必要がある。ISO/TC41/SC3の国際幹事として、あくまでも中立な立場で、わが国をISOで優位に導きたいと考えている。当面の課題としては、日本ベルト工業会が携わるJASO(自動車技術会規格)を、ISOと整合させるべく、JIS化を進めていく」と、標準化活動の推進とその重要性を語った。

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