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世界初、アップサイクルブランド「SEAL」から

モンドデザイン、大阪・関西万博ルクセンブルクパビリオンで使われた膜屋根素材を再利用したバッグを発売

その他 2025-05-16

 モンドデザインが展開するアップサイクルブランド「SEAL」は、2025年大阪・関西万博のルクセンブルクパビリオンで使用された膜屋根素材を再利用した、世界初となる限定バッグコレクションの予約受付を5月15日から開始している。

 世界初の試みとなる同プロジェクトでは、大阪の鞄メーカーと連携し、「Made in OSAKA」の高品質なバッグとして再生。高品質な素材と職人技が融合した製品は、ラインアップが、「ボストンバッグ Mサイズ」(税込み3万3,000円)、「ワンショルダーバッグ Spiral」(同1万7,600円)、「グラスケース」(同7,700円)、「ミニウォレット」(同1万1,000円)の全4点。清潔感ある白を基調に、メイン素材には回収した高い品質の膜屋根素材を利用し、上質な本革をあしらったシンプルながら高級感あふれるデザインとなっている。

 2025年大阪・関西万博に出展しているルクセンブルクパビリオンは、「サーキュラー・バイ・デザイン(循環型経済の原則に従って解体を念頭において設計されていること)」を採用しており、大阪・関西万博の終了後、容易に解体し建材の一部を再利用できるよう、当初から構想・設計されている。

 今回は、その象徴的な取り組みの一環として、パビリオンの膜屋根に使用された高機能素材(フランス・Serge Ferrari製)を万博終了後に回収し、バッグや小物にアップサイクルするもの。

 製作は大阪の老舗バッグメーカー「ふく江」から協力を得て、加工が難しい丈夫な膜屋根素材を大阪の職人による丁寧な手仕事によって仕立てられる。そして「Made in OSAKA」として高い耐久性と防水性を兼ね備えた製品へと生まれ変わる。

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