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賃上げ要求平均5,579円、1.89%

ゴム連合、2022春季生活改善のとりくみ要求概ね出揃う

会員限定 その他 2022-03-22

 ゴム連合(石塚宏幸中央執行委員長)の2022春季生活改善のとりくみで、大手ゴム企業を中心に労組側からの要求が概ね出揃った。ゴム連合の聞き取りによる調査結果では、3月14日現在で49組合が要求を提出した。

 賃金については、42組合の平均賃上げ要求(加重平均)は5,579円、率にして1.89%。「35歳標準者要求(35P)」で見ると、35組合の平均(単純平均)が5,417円、1.90%。

 一時金については、39組合の平均要求額が加重平均で156万6,180円、5.01カ月、単純平均で116万377円、4.26カ月。賃金、一時金とも、前年に比べ要求額を引き上げた組合が目立った。

 賃金、一時金以外の要求では、「適切な労働時間管理の点検」、「36協定・特別条項の内容点検」、「年次有給休暇の取得促進」、「各種制度の整備・運用」など、ワーク・ライフ・バランス実現のための環境づくりを上げる組合が多かった。

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