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【特集】進化するゴム企業のホームページ

主なゴム関連企業のホームページへの取り組み

その他 2019-10-03

 アィ・ティー・エス ジャパン(https://www.itsjp.co.jp/)
 アィ・ティー・エス ジャパンは、『世界には日本がまだ知らない、スピードとパフォーマンスがある。』のキャッチフレーズのもと、動的粘弾性測定装置・加硫試験機・カーボン分散計・ムーニー粘度計など、ゴムの本質を見極めることが可能な世界一流の最先端機器を、国産品と同様な充実したサポート体制で提供していることをアピールしている。また、サンプルカッターなどの周辺機器も、充実したラインアップを有していることも紹介。さらに関連サイトとして「ゴム測定辞典」などを掲載し、充実したWEB内容となっている。

 旭カーボン(https://www.asahicarbon.co.jp/)
 旭カーボンは、『良い品質 信頼の旭』をホームページに掲げ、タイヤや様々なゴム部品を始め、着色用途など、世界中の顧客に幅広く使用されていることをアピールしている。このカーボンブラックに関して特性、用途、製造方法、工程図などを掲載することで、カーボンブラックがどの様な素材かを一般消費者にも分かりやすいように工夫してアップされている。さらに本社や関連会社所在地、取得した特許およびISO、組織体制などが会社概要として掲載されている。

 入間川ゴム(http://irumagawagomu.co.jp/)
 入間川ゴムは、広告に添付されているQRコードを読み取ることで、ホームページにジャンプできるようにしている。WEBサイトではゴムシート・ゴムマット・ゴム成型品など同社の主要製品紹介のほか、ゴム素材ごとの特徴や新製品情報など、充実した内容となっている。さらにフロントページ上部のメニューバーのうち「お問い合わせ」の部分を、他の項目と色を変えることで目立つようにし、同社や製品などに関しての問い合わせが、すぐにできるように工夫されている。

 大塚ポリテック(http://www.poly-tech.co.jp/)
 大塚ポリテックは、『新たな時代を切り開くために…』を掲げ、新たな時代やグローバル社会において顧客に100%満足していただける高品質な製品を開発し、生産を続けていることをアピールしている。また取り扱い製品として、多様化している現代社会に適応したハイレベルな製品である「次世代製品」、常に研究開発を行い世界に躍進している「ゴム製品」、各方面の様々な希望をカタチにする「樹脂製品」のほか、「ゴム材料開発」と題して耐電圧EPDMゴム材料開発などの提案製品なども紹介している。

 カテックス(http://katecs.jp/)
 カテックスは、ホームページに『わたしたちカテックスは、技術・知識・知恵・行動をもって環境に配慮しながら社会に貢献する集団を目指します』とメッセージを掲げ、「メーカー機能を内蔵した商社」として1934年の創業以来「知恵(知識)と行動と技術をもって環境に配慮しながら社会に貢献する企業集団」を目指し、変化の激しいグローバルビジネスにおける顧客や市場、社会の要望にいち早く対応し、顧客や市場にとって必要とされる価値を提供できるよう、顧客本位の経営を心がけていることをアピールしている。

 金陽社(https://www.kinyo-j.co.jp/)
 金陽社は、ホームページの上部に『日頃目にする「新聞」紙面にも金陽社が活躍しています』と目立つようにメッセージを掲げ、一般消費者が目にしている部分でも金陽社の製品が活躍していることをアピールしている。さらに印刷分野、産業分野、OA分野、高機能分野の各分野ごとに使用されている製品を紹介しているほか、「こんなところに金陽社」と題したコーナーにおいて「毎日読んでいる新聞に」、「あなたのオフィスの複写機・プリンタに」の項目でも製品を紹介している。

 江北ゴム製作所(http://www.kouhoku.co.jp/)
 江北ゴム製作所は、『何にでもトライする会社です!』のキャッチフレーズのもと、創業以来50年以上蓄積してきた実績と豊富な経験に加え、若い技術者の柔軟さを結集し、時代やニーズにあった、あらゆる要望を具体化する応用力があることをアピールし、「関東№1の“困りごと解決集団”にご相談ください」と呼び掛けている。さらに「品質方針」として顧客に満足してもらえる「品質・納期・コスト・サービスの確保・維持・向上の継続的実行」を追求していることも訴求している。

 三昌工業(http://www.skk-sansho.com/)
 三昌工業は、ホームページで主に工業用ゴム製品(自動車・航空機・船舶・電気機器)を製造・販売している企業で、半世紀以上の経験・実績・技術により、様々な顧客のニーズに応えてきたこと、さらにこれからも顧客に信頼される製品を目指し日々製品を作り続け、より良い製品を提供し、顧客のニーズにお応えし、信頼される企業として未来へ向かい躍進していくことをアピールしている。項目としては会社案内、製品案内、生産工程、技術情報、お問い合わせで構成され、それぞれの項目が詳細に説明されている。

 タイセイポリマー(http://www.taiseipolymer.co.jp/)
 タイセイポリマーは、ホームページでシリコーンゴム押出製品、シリコーンスポンジ押出製品などシリコーンゴムを主体に、フッ素ゴムなど各種合成ゴム製品などもトータル的に展開する押出メーカーであることをアピールしている。さらにシリコーンゴムの最大の特徴である耐熱・耐寒性などを活かした一般用・食品用・超耐熱用・超低温用・難燃性・耐スチーム用など幅広い需要に対応した豊富な規格サイズや特注品などを揃え、小ロットから短納期で提供可能と訴求している。

 竹原ゴム加工(http://www.tkrb.co.jp/)
 竹原ゴム加工は、ドローンによる躍動感溢れる空撮動画を使用した斬新なホームページとなっている。さらに『最先端技術を駆使し、ゴムの高性能化に挑む。』のキャッチフレーズのもと、計量から出荷までを独自システムとオートメーション化によって、ゴムの高性能化に挑んでいることをアピール。各種合成ゴムの混練、原料ゴムおよびゴム練り生地のストレーナー処理加工、各種副資材および支給材料の小分け計量販売など、あらゆる加工を取り扱い、高品質・短納期の両立を心がけていることを訴求している。

 千代田ゴム(https://www.chiyoda-gomu.co.jp/)
 千代田ゴムは、『千代田ゴムのチカラ』と題して、本社は千代田区、工場は北区にあり、特に東京近郊からの要望に迅速対応可能なことをアピールしている。製品面ではISO9001に則った厳密な品質管理と高度な技術力を全力投入し、ゴム・ポリウレタン・ポリオレフィンなど様々な材質を用いて、両面テープや軽半長靴などのオリジナル製品の企画、開発、製造までの一貫体制で行っていること、このほか数多くの製品を提供していることなどが紹介されている。

 築地製作所(https://www.tsukiji-ss.co.jp/)
 築地製作所は、油圧高圧継手・ホース継手の総合製造メーカーとして、大口径から豊富なサイズを展開し、さらにニーズに応じた各種サイズオーダーも可能なことをアピールしている。また、本社や各営業拠点に大口径対応の電動加締機を配備するなど、数多くの口金加締機を揃え、多様な要望に迅速に対応可能な点も訴求している。このほか設備配管一式のほか、排水管用洗浄剤といった周辺機器を展開していることも紹介している。さらにWEBカタログも充実している。

 テックプロジャパン(http://www.techpro-jp.com/)
 テックプロジャパンは、ホームページで『確かな技術と自由な発想』のキャッチフレーズのもと、加硫試験機、レオメーター・キュアメーター、ムーニー粘度試験機・ムーニービスコメーター・ムーニー粘度計、万能試験機・引張試験機・圧縮試験機の開発・製造・販売を自社一貫体制で行うゴム試練機メーカーで、高性能・高信頼性の機器でありながら、リーズナブルな価格で提供していることをアピールしている。さらに旧式の試験機を、高度な技術力で最新機種と比較しても遜色のない高機能機にする、リビルド事業も展開していることも訴求している。

 東海カーボン(https://www.tokaicarbon.co.jp/)
 東海カーボンは、『技術と信頼で 未来に答えを』のキャッチフレーズのもと、1918年の設立以来、常に業界のパイオニアとして様々な産業分野に欠かせないカーボン材料の開発を行ってきた、炭素製品の総合メーカーであることをアピール。さらに世界最高水準の性能を持つ製品や、トップシェアを誇る分野を数々持ち、最先端分野の材料研究を積極的に手がけるなど、ニーズを先取りした製品開発や、国際化の動きを視野に入れた現地法人の設立なども進め、多様化する市場ニーズにグローバル展開でグループ一丸で対応していることも紹介している。

 ニシヤマ(http://www.nishiyama.co.jp/)
 ニシヤマは、WEBのフロントに『ニシヤマの仕事を知る』と題して、革新へと挑戦する社員の方々の現場風景から、リアルなニシヤマの姿を紹介する項目を掲載しているのが目を引く。さらに概要や沿革などの会社案内、ガス関連・電力関連・鉄道関連などの部門と事業部の紹介など、それぞれ詳細に明記され、同社の全容が分かるように工夫されている。また創業100周年記念特設サイトを設け、時代と同社の歩みを振り返れるようになっている。

 日鉄カーボン(https://www.nscm.nipponsteel.com/)
 日鉄カーボンは、『その先へ カーボンブラックが作る未来社会』のキャッチフレーズのもと、カーボンブラックの専門企業として、常に時代が求める高品質の製品を世に送り続けてきたことをアピールしている。創業以来、蓄積した技術と信頼をもとに、さらに優れた製品の安定供給に努力していることも訴求している。これからも、社会の様々なニーズに最適なカーボンブラックを追求し、よりよい社会に貢献していく姿勢をWEB上でも表明している。

 冨士高圧フレキシブルホース(http://www.fujikoatsu.co.jp/)
 冨士高圧フレキシブルホースは、『ユーザーから最初に選ばれる企業を目指す。』のキャッチフレーズのもと、良い製品と優れた社員で市場変化に対応できる企業力を構築し、国際化に対応できる企業を目指し、社会に貢献することを掲げている。それを実現するために、同社は長年のノウハウと現代テクノロジーを駆使し、フレキシブルホース、継手、パイプをトータルにプロデュースする総合部品メーカーであることをホームページでアピールしている。

 モリヤ(http://www.e-moriya.co.jp/)
 モリヤは、ホームページに『モリヤの製品は、社会生活のさまざまな所で使用されています。』と掲げ、部品設計・金型設計からゴム成形、生産までのトータル生産体制を確立し、光学部品、精密機器部品、医療、電子、食品、航空機、鉄道、自動車、水道、住宅関連などの分野でニーズを反映した品質と価格、着実な納期で信用を得ていることをアピールしている。さらにこれからも、社会のニーズに対応した新しい製品を開発し、社会の豊かな発展に貢献したいとの願いもホームページに込めている。

 渡辺加工(http://www.watanabetec.co.jp/)
 渡辺加工は、咋年4月にドイツの機械メーカー・フォーチュナ社の日本総代理店となったのを機に、ホームページを同月にアップした。サイトには、フォーチュナ社製の機種ごとの概要がアップされており、同社の最新鋭機種「ブルーラインシリーズ」の製品概要も掲載されている。さらに皮革製靴機械の販売・修理・部品加工や、各種金属加工事業など幅広く展開していることも掲載されている。またドイツ・イタリア・オランダ各国からの機械・部品輸入業務や、入手困難な部品などは自社工場で製作可能といった最新の情報を発信するよう更新にも注力している。

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