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【取材メモ】

左後輪のナゾと対策

その他 2019-09-25

 9月は国内タイヤメーカー4社がそれぞれ、トラック・バスタイヤの交換作業等を競うコンテストの全国大会を開催した。作業者のスキルは年々進化しており、ハイレベルな実技が繰り広げられた。

 国土交通省のまとめによると、2017年の大型車の脱輪事故件数は67件。驚くべきは、そのうち56件が左後輪だったという点だ。全体の83%を占めており、あまりにも偏りすぎている。

 これほど極端な傾向には、それなりの背景があると考えられるが、現状で明確に「これ」と決まった要因があるわけではない。タイヤメーカー幹部からは「交差点の右折時は、左折時に比べ速度が速く、左側は右側に比べ強い遠心力がかかる」、「交差点の左折時に垂直のよじれが起こる」、「日本の道路はセンターラインが高く、左に傾斜している」など、いくつかの要因が聞かれる。

 そのためか、各コンテストでは左後輪の交換作業が審査されていた。要因は明確になっていないものの、タイヤメーカーはしっかりと対策を進めている。

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