デジタルカラー画像採用
ウシオライティングが金型監視装置を発売
その他 2016-09-13
照明・映像機器の生産・販売を主力にするウシオライティング(本社・東京都中央区)は、デジタルカラー画像処理技術を採用した金型監視装置を発売した。
金型監視装置は、プラスチック射出成形やダイカスト成形のプロセスで、成形品の落下不良、成形不良、ピン折れなどを監視し、これらを検知した時に成形機を停止、または自動復帰させることにより、金型破損を未然に防ぐ装置。
近年、プラスチック成形品が精密化、複雑化する中で、これまでの画像解像度やモノクロ画像による監視では誤認をまねくケースも生じ、デジタルカラー画像処理技術の導入が求められていた。同社ではこうしたニーズに対応し、デジタルカラー画像処理技術を採用した金型監視装置「PLUS―E PE―600」を開発したもの。
同装置は高画素デジタルカラーカメラ(200万画素)を採用し、従来品に比べ画像データ処理速度が約2.5分の1に短縮。これにより監視・検査工程の時間短縮と高精度監視を両立させている。
オープン価格で販売し、年間販売目標は約1000台。