ニッタは7月15日にウェビナーを開催した。今回は“食品搬送の課題と最新ベルト”をテーマに、「清掃性向上×食品ロス削減を実現する超鏡面ベルトとは」と題して、新開発の「超鏡面ベルト」の商品特徴や開発背景、用途展開について解説した。

ウェビナーの様子

 今回のウェビナーは、先ごろ東京ビッグサイトで開催された「FOOMA JAPAN 2026」のニッタブースで収録されたもので、同社工業資材事業部ベルト事業グループ技術部技術2課の内藤颯氏が解説。実際の食品製造現場の映像や、機能性を実証するデモンストレーション画像などを活用し、超鏡面ベルトの性能を分かりやすく紹介した。

 超鏡面ベルトは、従来の鏡面ベルトよりもさらにベルト表面を平滑にし、凹凸を極限まで抑えたベルトで、ベルトに付着した汚れを容易に取り除くことができる。そのため、清掃時間の短縮や付着物低減による食品ロスの削減にも貢献する。

 従来は2プライタイプのみだったが、新たに1プライタイプを加えたことで、小プーリやナイフエッジにも対応できるようになり、適用範囲も大幅に広がり、小さな食品の搬送も容易になった。

 チョコレートなどの菓子類の搬送に特に適しており、実際に使用したユーザー(チョコレートメーカー)からは、「チョコレートの拭き取りが楽になった」「清掃が容易になった」という声が寄せられたという。生産効率や衛生管理の向上に寄与する製品として、評価を高めている。

 チョコレート工場での実測データでは「清掃時間平均50%低減」という結果が得られたという。