クラレは11月18日、耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」の国内外向け価格を、12月1日出荷分から値上げすると発表した。

 改定幅は、フィラー強化銘柄は国内向けがキロ当たり40円、海外向けがキロ当たり0.40米ドル、ガラス繊維強化ハロゲン難燃銘柄は国内向けがキロ当たり60円、海外向けがキロ当たり0.60米ドル、ガラス繊維強化ノンハロゲン難燃銘柄は国内向けがキロ当たり150円、海外向けがキロ当たり1.50米ドル。

 同社では、「対象製品に関する主要原材料や物流費用等を含めたコスト上昇は、自助独力によるコスト吸収の範囲を超えてきている。この様な状況下、当社は安定供給を維持するために価格改定を実施することにした」としている。

 ジェネスタは、同社が初めて工業化した独自モノマーであるノナンジアミン(炭素数9のジアミン)を使用したポリアミド樹脂。耐熱性、耐光性、低吸水性、摺動性、耐薬品性などに優れた特徴を持ち、電気・電子部品や自動車部品に加え、工業部品など用途展開を広げている。