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クロロプレンゴムは増収

デンカ18年3月期第1四半期、利益が大幅に増加

原材料 2017-08-08

 デンカが8月7日に発表した18年3月期第1四半期(4-6月)業績は、売上高が905億8,800万円で前年同期比10.5%増、営業利益が64億3,000万円で同49.7%増、経常利益が73億8,900万円で同212.5%増、四半期純利益が60億4,300万円で同170.7%増となった。クロロプレンゴムや電子・先端プロダクツ製品を中心に販売数量が増加したほか、原材料価格の上昇に応じた販売価格の改定により、大幅な増収増益となった。

 エラストマー・機能樹脂部門は売上高が425億9,900万円で同20.4%増。クロロプレンゴムは販売数量増と採算是正を目的とした価格改定で増収となった。

業績予想を修正

 デンカは8月7日、18年3月期第2四半期(4-9月)業績予想の修正を発表した。クロロプレンゴムや電子先端製品などの出荷が第1四半期に好調で、第2四半期もこうした状況が継続する見込みのため。

 ■第2四半期業績予想
 売上高=1,900億円(前回予想変わらず)▽営業利益=140億円(同125億円、同12.0%増)▽経常利益=140億円(同125億円、同12.0%増)▽四半期純利益=105億円(同95億円、同10.5%増)

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