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脱炭素化の実現へ

IHI、UBEなどのアンモニア供給網、価格差支援対象に

原材料 New! 2026-07-01

 IHI、コベルコパワー神戸、UBEなどの7社は6月30日、インドで開発中のクリーンアンモニアの大規模サプライチェーン構築に向けた計画が、経済産業大臣および国土交通大臣による「価格差支援制度」の認定を取得したと発表した。これを活かして、高密度な低炭素水素を安全に運ぶ「水素キャリア」としてクリーンアンモニアの普及を図り、日本国内の電力・化学・産業分野で発電燃料や化学品原料などに活用する体制の整備を進めていく。

 価格差支援制度は、水素エネルギーの普及を目指し、国が「脱炭素成長型経済構造への円滑な移行のための低炭素水素等の供給及び利用の促進に関する法律」(水素社会推進法)に基づき、天炭素な水素エネルギーと既存燃料の価格差を補填するもの。今回の認定は、IHIがインドの大手再生可能エネルギー会社、ACMEグループと同国オディシャ州で共同開発を進めているクリーンアンモニア製造プロジェクトで生産されるアンモニアの供給網に適用。IHIなどは、2030年度から日本におけるアンモニアバリューチェーンの構築・拡大を進めていくうえで、重要なマイルストーンとなるとしている。

 サプライチェーン構築には、住友化学、日本甜菜製糖、北海道電力、三菱ガス化学も参画。これらとIHI、コベルコパワー神戸、UBEを合わせた7社は、クリーンアンモニア利活用の着実な具体化と拡大を進め、カーボンニュートラル社会の実現を目指す。

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