PAGE TOP

新たなコアコンピタンス獲得でUBEグループを変革

UBE、「M&A推進室」を社長直轄組織として新設

原材料 2025-04-03

 UBEは、社長直轄組織の「M&A推進室」を新設した。
 M&A推進室は、環境・健康・暮らしの豊かさに資する成長市場において、独自技術を活用して収益化を実現している、または見込むことのできる企業を対象にM&Aを実施し、傘下に収めた企業群を活かしてシナジーを創出することをミッションとしている。
 同社グループは、次期中期経営計画において、2030年の姿(長期ビジョン)として「地球環境と人々の健康、そして豊かな未来社会に貢献するスペシャリティ化学企業」を掲げ、会社の姿を変革し、2035~2040年をめどに売上高1兆円規模、営業利益1,000億円以上とする事業成長方針を5月に発表する予定。
 市場の動きや技術トレンドなどの変化が激しいスペシャリティ化学の領域において、長期戦略に基づいた新規事業創出を継続的に実行するためには、自社によるオーガニックな技術開発・事業拡大に加え、インオーガニックな成長も取り入れる必要がある。
 M&A推進室は、成長に必要な技術・リソース(人、設備、情報)および新たなコアコンピタンスを獲得することを通じて同社グループを変革し、新たな事業領域の柱を創出する。

関連記事

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物