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2023年4月度賃金から適用

クラレ 、平均8%の賃上げを実施

原材料 2023-02-09

 クラレは2月9日、2023年度における社員の賃金改定を発表した。定期昇給と賃金改善を合わせ、組合員平均8%程度をアップし、2023年4月度の賃金から適用する(詳細内容、配分は今後労働組合と協議予定)。また、管理職層についても賃金改善を予定している。

 同社は賃金改定について、「クラレグループの競争力の源泉は人的資本であると考えている。今回の改定は、日本経済が歴史的な物価上昇局面にあるなか、社員のモチベーションの維持・向上、採用・人材定着の強化を図るための投資であり、社員の生産性を向上させ、会社の成長を目指すもの。当社では人材を引き付け、意欲を持って働き続けてもらうため、グローバルでの報酬制度・意思決定の指針となる『クラレグループ報酬基本原則』を2021年に制定し、各国の制度を見直してきた。日本国内でも公平で競争力のある報酬制度を目指し、賃金・福利厚生の総合的な見直しを進めていく」としている。

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