将来的にはDXでリサイクル原料のトレーサビリティ確保も
三井化学、ミラストマーに環境対応グレード
原材料 2022-06-30
三井化学は、オレフィン系熱可塑性エラストマー「ミラストマー」の主要構成材であるポリオレフィン成分について、リサイクル材を使用した環境対応グレード「エコシリーズ」を開発し、ユーザーにサンプル供試を開始した。
エコシリーズは、同社グループが保有する素材開発力を活かし、コンパウンド生産で培ってきた品質管理などのノウハウを活用することで、ポリオレフィン成分をリサイクル材に変更しつつも従来品と同等の性能を発現し、かつCO2排出量を削減、環境負荷を下げることが可能になる。
エコシリーズを新たにラインアップに加えることで、現在のミラストマーの主要用途である自動車材や建築材、日用雑貨に加え、新たな用途開発も加速させ、適用範囲の拡大を目指す。
ミラストマーは、柔らかさを有するプラスチックで広い硬度分布をもち、他の軟質樹脂と比較して低密度で軽量、耐熱性に優れるという特性がある。主要構成材は、ゴム成分とポリオレフィンなどのプラスチック成分で、今回の環境対応グレードは、主要構成材のポリオレフィン部分をリサイクル材に置き換えたものにある。
将来的にはDXを利用したリサイクル原料のトレーサビリティ確保などを実現することで、リサイクル材の品質を担保しつつも、利用可能なリサイクル材の適用範囲を広げることで社会全体のリサイクル材の利用促進に貢献する。
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