医療機器における品質マネジメントシステム
ゼオンオプトバイオラボ、ISO13485を取得
原材料 2022-05-19
日本ゼオンのグループ企業で、プラスチック製成形部品の製造を行う。ゼオンオプトバイオラボ(ZOB社)は、医療機器における品質マネジメントシステムの国際規格ISO 13485:2016を取得した。適用範囲は“ディスクリート方式臨床化学自動分析装置用プラスチック製成形部品の製造”で、4月8日から適用している。
今回、同規格を取得したZOB社は、日本ゼオンのシクロオレフィンポリマーを中心としたプラスチック製成形品の製造を行っている。既に取得しているISO9001ならびにISO14001に加え、今回のISO13485認証の取得は「医療・ライフサイエンス分野」の事業強化に向けた取り組みであり、これを契機に、より一層製品品質向上に努める。
また、日本ゼオンでは、中期経営計画における「新事業探索」として、「医療・ライフサイエンス」「CASE・MaaS」「情報通信(5G/6G)」「省エネルギー」の4つの重点分野を掲げ、この4分野で2030年度の売上高600億円増(2019年度比)を目指している。