4月1日付、𠮷髙社長は会長に就任
デンカ、社長に山本専務が就任へ
原材料 2017-02-07

山本次期社長(左)と𠮷髙次期会長
デンカは2月7日、本社で記者会見を開催し、代表取締役社長兼社長執行役員に山本学取締役専務執行役員(60歳)が就任するトップ人事および機構改革などを発表した。4月1日付で就任する。なお、𠮷髙紳介代取締役社長兼社長執行役員(66歳)は代表取締役会長に就任する。
今回の社長交代について𠮷髙社長は、「山本次期社長は電子関連分野の経験が長く、ITに強い。また、海外経験も豊富でグローバル展開を進めていく上で極めて力強い。当社の経営計画【Denka100】の最終年度である2017年度までまだ1年あるが、二人でタッグを組んで目標達成に追い込みをかけたい。今後私は会長となって経営を監督する側に軸足を置く。完全に分離できるものではないが、経営の執行と監督を分離させてコーポレートガバナンス機能を強化させたい」と語った。
バトンを受ける山本次期社長は、「これまで6年間𠮷髙社長が陣頭指揮をとり、Denka100を推進してきた。事業構造の高付加価値化や社員の意識改革は確実に前進しており、今後もこの方向性を引き継いでいく。しかし、事業構造の外部環境に対する脆弱性は課題として残っており、改革はまだ途上にある。今後は事業ポートフォリオのスペシャリティ化を一層推進していく。外部環境が変化する中でも持続的に成長が維持できる事業構造の高度化を進めていく。市場の絶え間ない激変の中で、トップマネジメントが正しい経営判断をするためには前線からのリアルタイムかつ的確な情報と市場分析が必要だ。できる限りフラットでオープンなコミュニケーションができる雰囲気を醸成し、会社全体の潜在力を顕在化していきたい」と方針を語った。
山本学(やまもと・まなぶ)氏の略歴
1956年3月31日東京都出身、60歳。81年3月早稲田大学政治経済学部卒業、同年4月電気化学工業(現デンカ)入社、2004年6月電子材料事業本部機能性セラミックス事業部長、09年4月執行役員・電子材料事業本部電子材料事業部長、10年4月同・電子材料事業部長、11年4月上席執行役員・同、13年4月常務執行役員・電子・先端プロダクツ部門長、同年6月取締役常務執行役員・同、15年4月同・IR室、CSR・広報室、内部監査室、経理部、情報開発部担当兼経営企画室長、16年4月取締役専務執行役員・同
座右の銘は「胆大心小」。趣味はウォーキングと映画鑑賞。これまでで一番印象に残っている仕事は、シンガポールでのポリスチレンプラントの立ち上げ(1997-2000年)。「何もない更地からスタートし、スチレンモノマーの購入から物流・営業まで、製品の生まれるところから最後までを経験できたこと」と語る。
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