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コロナ禍でのマスク需要拡大に対応

三井化学、マスク用ノーズクランプを増強

原材料 2020-07-06

 三井化学は7月6日、新型コロナウイルス感染拡大防止のためマスク着用が日常化しマスク需要が増加していることを受け、同社100%子会社のサンレックス工業で、マスク用ノーズクランプ(商品名:テクノロート)の生産設備を増設すると発表した。

 これにより、同社グループのマスク用ノーズクランプ生産能力は2.5倍(年産マスク30億枚相当)になる。なお、今後のマスク需要動向により、マスク用ノーズクランプ生産設備の更なる増設も検討していく。

 ■設備増設およびサンレックス工業の概要
 ◇対象製品=マスク用ノーズクランプ(商品名:テクノロート)◇会社名=サンレックス工業◇所在地=三重県四日市市朝明町1番地◇事業目的=不織布および不織布関連製品の製造◇設立=1986年◇資本金=2億4,000万円(三井化学100%出資)◇増設ライン=1ライン◇スケジュール=着工2020年6月/完工2020年10月

 同社では、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて、マスク用ノーズクランプ(商品名:テクノロート)だけでなく、マスク用不織布(商品名:シンテックスMB)、アイソレーションガウン用不織布(商品名:PS-105-GW)の供給体制を引き続き強化していく。

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