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4月から本格稼働

日本ゼオン、光学フィルム新規ラインの竣工式を実施

原材料 2020-01-24

 日本ゼオンは1月24日、福井県敦賀市の光学フィルム工場における大型TV向け位相差フィルムの製造ラインが完工したことに伴い、竣工式を実施した。新プラントは4月からの本格稼働を予定している。

工場外観


テープカットの様子


起動式の様子


 竣工式は、同社グループ企業で製造子会社であるオプテス 敦賀製造所(福井県敦賀市莇生野)で行われ、中村保博福井県副知事、渕上隆信敦賀市長をはじめとする行政関係者、地域関係者、古河直純日本ゼオン会長、赤谷晋一オプテス社長など、多数の関係者が出席した。

 日本ゼオンの光学フィルム(製品名:ZeonorFilm)は、同社が独自のポリマー設計技術で開発したシクロオレフィンポリマー(COP)を原料として世界初となる溶融押出法で生産。高い光学特性と優れた寸法安定性が特徴で、ディスプレイの大型化に伴い、需要が拡大している。

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