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公式試合球「V200W」の表皮素材として

クラレ、「クラリーノ」がミカサのバレーボールに採用

原材料 2018-11-20

「クラリーノ」が採用されたFIBA公式試合球「V200W」

 
 クラレは11月19日、同社の製造・販売する人工皮革「クラリーノ」が、ミカサのバレーボール「V200W」の表皮素材として採用されたと発表した。

 V200W は、11月16日にメキシコのカンクンで開かれた第36回国際バレーボール連盟(FIVB)世界総会で発表された最新モデルのバレーボールで、FIVBの公式試合球。2008年の北京オリンピックから使われ始めたMVA200の後継モデルとして、2019 年のFIVB Volleyball World Cup でデビューする予定となっている。

 ■「V200W」に採用される<クラリーノ>の特徴

 ①スポンジ状の風合いを持つマイクロファイバー不織布層に、発泡層を持つポリウレタン表皮を重ねた「2重クッション構造」で、ソフト感と柔らかさを実現②ボール表面にディンプルシボ(凹加工)を施し、さらにフラット面にも微細なシボを付与した「マルチパターン構造」により、ボールの飛行安定に貢献③ボール表面のナノ・バルーンシリカコーティング加工により、汗濡れなどにより生じる競技中のボールの滑りを抑制し、ボールのコントロール性を大幅に向上する。

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