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植樹やゴミ拾いなどを実施

東洋ゴム工業、三重県で森林保全活動を実施

タイヤ 2018-11-20

森林保全活動や環境教育の様子

 
 東洋ゴム工業は11月17日、国内における主力生産拠点のひとつである桑名工場の従業員による森林保全活動を実施したと発表した。

 同社は三重県が進める企業と地域が連携して取り組む森林保全活動「企業の森」づくりの趣旨に賛同するとともに、桑名工場が所在する東員町で2014年、同社の活動エリアとなる森林一帯(5.27ha)を「TOYO TIRES 緑のつながり・三重」とし、付近の市民が親しみをもって憩える健全な里山づくりに向けて、従業員参加による整備活動を続けている。

 5回目を数える今年度は、従業員とその家族、計116人(うち子ども36人)のほか、近隣の地域住民にも初めて参加し実施した。当日は、子どもたちによるイロハモミジの植樹のほか、約2時間かけて雑木林の伐採やゴミ拾いを実施。参加した子どもたちは環境教育として、椎茸の菌打ちなどを体験した。

 本エリア一帯を縦断する遊歩道を2014年に造成したのち、2015年からこの区間を3エリアに区切って一年ごとに整備に取り組んできた。今回の活動では、全長600メートルの遊歩道全体の整備活動を実施した。今後は2019年春を目指し、遊歩道として地域に開放できるよう準備を進めていく。

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