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「東京インターナショナルペンショー」に出展

日興エボナイト製造所、エボナイトの良さを活かした万年筆づくり

その他 2018-10-12

日本初のペンショー、浅草で開催

東京インターナショナルペンショーの様子


 さて、今回、同社が笑暮屋として出展した「東京インターナショナルペンショー(TIPS)」は日本で初めて開催されたペンショー。9月29―30日に東京・浅草の産業貿易センター・台東館で開催された。

 ペンショーとは、万年筆愛好家による万年筆好きのためのイベント。海外では各地で開催されており、ワークショップイベントや販売会が行われている。

 日興エボナイト製造所は2014年2月にロサンゼルスで行われたペンショーに出展。そこではペンだけでなく、エボナイトが原材料としても売れていくという。

「ロサンゼルスのペンショーを体感するなかで、日本ではこういうペンショーを行っていないなあと思ったんです」

 と、遠藤社長は語る。同様の思いが東京・表参道にある万年筆ショップ「ブングボックス」の店長・山岸薫さんにもあり、そこで「東京でペンショーをやろう」ということになったそう。開催に賛同する同志を集め、実行委員会を結成。山岸さんは実行委員長、遠藤さんは実行副委員長としてプロジェクトにあたった。

 開催前から万年筆愛好家の間で話題になっていたこと、また首都圏での大規模なペンショーを初めて開催するということもあり、個人から大手メーカーまで出展希望者が殺到。

東京インターナショナルペンショーで先行販売(限定2本)された笑暮屋の万年筆「宇宙旅行」


 イベントでは各種ブランドの万年筆メーカー、万年筆に特化したオリジナル紙製品を持つ紙メーカーやオリジナルインクを扱うショップなど、多種多様な出展者が一堂に会した。また、海外からの出展者の姿もあり、国内外でイベントが注目されていたことがよくわかる。

 実際に会場では、幅広い年齢層の方々がブースをじっくり吟味している姿が多くみられた。

 同イベントの来場者数は、29日に1,062人、30日に556人(プレス関係者、中学生以下は除く)。台風24号の影響もあり2日目の来場者数はやや伸び悩んだものの、合計で1,618人が来場。イベント限定販売インク「Antarctic Ocean Blue (南極海ブルー)」が開始3分で売り切れるなど、実行委員会の予想を上回る盛況となった。

 同イベントは、大人だけではなく、子どもたちにもデジタルとは違う「かく」という時間を楽しんでもらう事が大きな目的。「国内で、エボナイトに関連した万年筆などをもっと子どもたちにも広げていけたら」と遠藤社長は言う。

 今回の成功を受け、東京インターナショナルペンショーは来年も同時期に開催することが決定。今後もますます活気づいていくイベントになるだろう。

 実際に会場に足を運んだ記者としても、すでに来年の開催が待ち遠しい。今後の展開がとても楽しみだ。

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