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11月1日納入分から15円以上

東ソー、ポリエチレン樹脂を値上げ

原材料 2018-10-11

 東ソーは10月11日、ポリエチレン樹脂の価格を11月1日納入分から値上げすると発表した。対象は同社ポリエチレン樹脂全製品(低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリオレフィン系接着性樹脂、高溶融張力ポリエチレン)で、値上げ幅はいずれもキログラムあたり15円以上。

 同社では「ポリエチレン樹脂の主原料である国産ナフサ価格は、産油国の増産見送りによる原油価格の急伸と旺盛なナフサ需要、米国の利上げによる円安の進行を背景に騰勢を強め、6万円/klを超える水準まで上昇することが想定される。

 これまで固定費を含めあらゆるコスト削減に努めてきたが、急激なコスト事情の悪化は想定以上のものであり、自助努力のみで吸収することは極めて困難であることから、価格改定のお願いをせざるを得ないと判断した」としている。

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