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CRの販売増と価格改定が貢献

デンカ、売上高、利益とも過去最高

原材料 2018-05-14

決算発表する山本学社長


 デンカが5月10日発表した18年3月期業績は、売上高3,956億2,900万円で前年比9.1%増と過去最高に。また利益面も営業利益336億5,200万円で同30.2%増、経常利益が314億9,900万円で同36.0%増、純利益が230億3,500万円で同26.9%増とすべて過去最高益とし、いずれも大きく更新した。

 売上高においてはクロロプレンゴムや電子・先端プロダクツ製品を中心に販売数量で前期に比べ79億円増加、さらに原材料価格の上昇に応じたクロロプレンゴム及びスチレン系製品の販売価格の改定が前期に比べ251億円増加し、貢献した。

 エラストマー・機能樹脂部門はクロロプレンゴムが売り上げ、利益とも牽引した。資源関連用途での需要回復などによる販売数量の増加や、採算是正を目的とした販売価格の改定が進んだ。

 またアセチレンブラックもリチウムイオン電池や高圧送電ケーブル向けの販売数量が増加し増収に。さらにスチレンモノマーやABS樹脂、シンガポールの子会社デンカシンガポール社のポリスチレン樹脂等の販売も堅調に推移したことから同部門の売上高は1,784億4,400万円、前年比17.6%の増収となった。

 19年3月期業績予想は、売上高が4,100億円で前期比3.6%増、営業利益360億円、同7.0%増、経常利益340億円、同7.9%増、純利益250億円、同8.5%増を見込んでおり、2期連続で最高益を目指している。

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