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年産6,000トン、投資額約15億円

三井化学、米国にミラストマー生産設備新設

原材料 2018-03-27

Advanced Composites

内装表皮

 三井化学は3月26日、米国の製造拠点であるAdvanced Composites(オハイオ州)にオレフィン系熱可塑性エラストマー「ミラストマー」の生産設備を新設すると発表した。生産能力は年6,000トン、投資額は約15億円。2019年1月に着工し、6月に完工、10月から営業運転を開始する。新設により、自動車の内装表皮用途を中心とした北米での需要拡大に対応する。

 生産するのは、ミラストマーの中でも架橋タイプ(TPV)のもの。同社は現在、TPVを日本(年産2万5,000トン)、中国(同5,000トン)、ドイツ(同1万トン)で生産しており、米国で4番目の製造拠点となる。Advanced Compositesで生産し、Mitsui Chemicals Americaで販売する。

 ミラストマーはオレフィン系ゴム、オレフィン系樹脂が主成分で、軟質樹脂の中でも密度が低く、軽いうえ、成形加工性に優れるという特長を有する。塩化ビニルや加硫ゴムの代替材料として、自動車部品のほか、建材ガスケット、歯ブラシ・ゴルフグリップなど数多くの用途で使用されており、今後も自動車の内装表皮、ウェザーストリップ、エアバッグ・カバー、ステアリング・ブーツといった用途を中心に、世界的にさらなる需要が見込まれている。

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