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2050年までにCO2排出ゼロに

エルケム 、クライメイト・ロードマップを発表

海外NEWS 2021-11-04

 シリコンを始めとするノルウェーを本拠に置く材料メーカー・エルケムは、パリ協定の目標に沿ってどのように事業を展開するかについて、新しいクライメート・ロードマップを発表した。



 それによると、2020年から2031年にかけてCO2総排出量を28%削減し、同期間の製品によるCO2排出量を39%改善。2050年までの正味ゼロ排出を長期目標に据える。既に使用電力の83%に再生可能電力を活用しているという。
また、収益的にも年間5〜10%の成長にも取り組む。

 同社の、直接・間接排出量は、CO2換算で330万トン、2031年までに28%削減して240万トン。このうち、直接排出の大部分は、ヨーロッパ、特にノルウェーとアイスランドの製錬所から発生。間接排出の大部分は、中国からで電力への化石燃料の使用だという。

 同社ではロードマップを実現のため、 CO2排出量の「削減」、グリーン推進へ製品の「供給」、循環経済の「実現」の3つに焦点を当てる。CO2排出量「削減」では、中国での製錬プロセスでより多くの再生可能エネルギーを使用するなど、多額の投資を推進。グリーン推進へ製品「供給」では、建物、電気自動車、再生可能エネルギーなどへ先端材料の供給を拡大する。循環経済の「実現」では、顧客との間でリサイクルを増やし、自社の事業内で製品のエコデザインの開発に取り組んでいく方針。

 そのほか、ケミカル・リサイクルにより、シリコンCO2排出量の65%以上削減を目指すプロジェクトにも参加している。

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