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【特集】ゴム・樹脂コンベヤベルト

バンドー化学、ゴムコンはパイプコンなど特長品好調

工業用品 2017-11-06

搬送物の飛散を防ぐパイプコンベヤベルト


 バンドー化学の18年3月期第1四半期コンベヤベルト部門の売上高は前年同期比ほぼ横ばいだった。

 このうちゴムコンベヤベルトは、前期同様、収益性を重視した選別受注を行ったことで減収したが、利益は確保した。国内は鉄鋼、セメントなどの需要業界がまだ厳しく、海外は資源開発国向けが低調だった。一方で、パイプコンベヤベルトなど特長品が好調で、収益向上に貢献した。パイプコンは搬送物の飛散を防げるため、周辺地域の環境維持が重視される都市部での工事で採用が拡大している。

 樹脂コンベヤベルトは前年同期比10%強の増収。食品や物流分野が好調だった。食品は食品機械や食品工場の製造ライン向けがともに好調だった。物流は配送センターの新設等により販売が大きく伸びた。まだ売上高は小さいが、中国・アジアを中心とした海外市場での販売も好調だった。中国・上海やタイに樹脂ベルトの加工工場をもつ強みを活かし、日系の食品メーカーを中心に販売が拡大している。

 通期のコンベヤベルト部門の業績は、売上高は横ばいだが利益は増加する見通し。ゴムコンベヤベルトは減収だが、利益は確保。樹脂コンベヤベルトは増収増益の見通しで、売上高は2桁増を予想している。

 ゴムコンはパイプコンベヤや難燃耐熱仕様の「FR7000シリーズ」、バイオマス発電用コンベヤベルト「FR-BIOS」など特長品の販売に注力していく。また東京五輪やリニア新幹線などビッグプロジェクトの案件を、しっかりと取り込んでいく。

 樹脂ベルトは自社の持つ加工技術を活かした個別対応の強化や、PIM対応ベルト、単一素材ベルト、長尺タイミングベルトなど豊富な品揃えを強みに、需要開拓に注力する。成長の見込める中国・アジアを中心とした海外市場への展開もさらに強化していく。

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