PAGE TOP

【特集】進化するゴム企業のホームページ

早川ゴム、見やすさ追求しリニューアル

工業用品 2017-10-05

横田幸治取締役部長


 早川ゴムは今年3月24日にホームページ(HP)をリニューアルした。3、4年前から社員の間でホームページが見づらい、という声が上がっていたが、なかなか対応することができなかった。しかし、活用してくれる顧客の利便性を考えリニューアルを決意した。リニューアルに本格的に取り組み始めたのは昨年3月から。経営戦略室の横田幸治取締役部長が中心となって、各部署から5-6人が参加しリニューアルチームを立ち上げ、月1回会議を重ねリニューアルの方針を練り上げた。

 リニューアルのポイントは、従来のHPよりも見やすくすること。特にスマートフォンからの閲覧が多い若い人たちを意識して、スマホの画面でも見やすくなるようにデザインした。また、製品紹介ページも動画を導入し、製品概要が閲覧者に理解しやすいよう工夫した。「製品情報については、今までは『発信する』『見せる』という意識があまりなく『載せる』ことで満足している面が強かったが、今回のリニューアルではその姿勢を一新した」(横田取締役)という。

 こうした取り組みが奏功し、製品に対する問い合わせが、従来に比べ3-4倍増加した。HPに寄せられた問い合わせは、まずは経営戦略室で管理・精査し、各担当部署に振り分けて対応している。問い合わせに対して丁寧に対応することで、ビジネスチャンスの拡大につながっている。

 今回のリニューアルに際しては、リクルート面も強く意識した。「採用活動に利用している『リクナビ』と当社HPをリンクさせた。来春の採用活動には間に合わなかったが、今後、リクルート面でもHPが大いに活躍してくれると期待している」(同)。

 リニューアルしたHPは社内でも見やすくなったと好評だ。自社製品が世の中でどのように活用されているのか?それを社員の人たちにも理解してもらいたい、というのも今回のリニューアルの目的のひとつだった。営業担当者からも、商談の際に活用しやすくなったと喜ばれた。

 そのほかBtoBサイトの活用もリニューアルによるプラス効果のひとつ。BtoBサイトと自社HPを連動させて、BtoBサイトから早川ゴムのカタログをダウンロードした顧客の情報を蓄積し、今後のマーケティング活動に有効活用していく。またオンラインショップなどのECサイトと連動させることで、今後のBtoCビジネスの可能性を検討していく。

 今回のリニューアルについて横田取締役は「当社は、防水材や止水材を主力にするメーカーだが、グーグルで『防水材』『止水材』を打ち込んでも『早川ゴム』という名前が上位に出てこない。できれば検索画面のトップに、最低でも5、6番目に掲示されたい。

 また『スパンシール』、『LBシート』など業界ナンバーワン商品がありながら、一般の方々には、それが『早川ゴム』という社名と結びついていない。自社の商品名と企業名を、一般の方々にもHPを通じてしっかり理解していただきたい、というのもリニューアルの動機のひとつ」と語る。

関連記事

人気連載

  • a
  • 気になったので聞いてみた
  • つたえること・つたわるもの
  • ゴム業界
  • ゴム業界