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3バッグ構造でさまざまな車種に対応

豊田合成、「新型サイドエアバッグ」を開発

工業用品 2017-07-20

開発した新型サイドエアバッグ

 
 豊田合成は7月19日、さまざまな車種に共通して搭載できるサイドエアバッグをトヨタ自動車と共同で開発したと発表した。

 同エアバッグはすでに新型カムリに採用されており、今後は他車種も含めて年間約250万台に搭載される予定。

 サイドエアバッグは、シート側面(ドア側)に搭載され、側面衝突の際にドアトリムと乗員の隙間に瞬時に開くことで、胸部や腹部などへの衝撃を軽減する。

 従来のサイドエアバッグは2つのバッグに分かれた構造だったが、本製品は3バッグ構造にすることで、速い衝突速度に対しても瞬時に開き、効率よく衝撃を吸収するようになっている。また、3バッグの各内圧を車種ごとに最適化することで大型車から小型車まで、さまざまな車種に対応する。

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