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4講習が実施

ベルト伝動技術懇話会が講習会を開催

工業用品 2026-03-24

 ベルト伝動技術懇話会(大窪和也会長)は3月13日、同志社大学今出川校地良心館(京都府京都市)で第28回講習会を開催した。今回は「次世代システムへの展望:ベルト・チェーン技術と溶射技術、アシストスーツが拓く現場の未来」と題して4講習が行われた。

あいさつする大窪会長


 開催に先立って、大窪会長が「当会はベルト伝動技術に係るメーカー、サプライヤー、ユーザーの技術者や営業員、経営者などさまざまな人たちが懇談し交流することを目的に設立されたものだ。今回の講習を通じて、本日参加の皆さんが交流していただければ幸いだ」、また吉見武将企画委員長が「この4講習を皆さんの今後の業務に是非とも役立てていただきたい」とあいさつした。

 講習会は、①アシストスーツを用いた作業環境改善(イノフィス営業開発本部・長澤幸佑氏)②ローラーコンベヤに後付け可能なBORベルトとトラッキングスリーブの紹介(ニッタ工業資材事業部ベルト事業グループ技術部・白井則夫氏)③ローラチェーンと歯付ベルトの比較(椿本チエインチェーン事業部製品技術部ベルト技術課・小川希氏)④溶射技術の基礎およびプーリー等への適用事例の紹介(シンコーメタリコン技術部・大窄正氏)の順で行われた。

 ②の講習では、ローラーコンベヤで問題になる搬送物の“跳ね”“重なり”“落下”を、後付け装着することで防ぐことができる、ニッタの「ベルト・オン・ローラー(BOR)ベルト」の有用性について解説。併せて、ベルト走行時のずれを補正し、走行安定性を高める専用スリーブ「トラッキングスリーブ」の機能性も説明した。また、冷凍製品の搬送に適した「低温対応BORベルト」も紹介。マイナス30℃の環境下でも安定した搬送が可能で、冷凍倉庫などでの活用を提案した。

 4講習とも有意義な内容で、講習後の質疑応答も活発に行われた。

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