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全用途別で前年実績下回る

2025年のロール、4,105トンで3.3%減

工業用品 New! 2026-02-17

 日本ゴム工業会がまとめた2025年のロール生産量は、合計が4,105トンで前年比3.3%減となり、2年連続でマイナス。全用途で前年実績を下回った。

 製鉄用は1,085トンで同3.7%減。自動車生産が底堅く推移したことで、生産が上向いたものの下期に入り大きく失速。関税影響による設備投資の減少が予想される。

 製紙用は467トンで同3.3%減。段ボール原紙や包装用紙の動きは底堅いが、印刷・情報用紙の生産が、ペーパーレス化や海外製品の流入による影響で苦戦。ロールの需要も伸び悩んだ。

 印刷用は1,335トンで同1.5%減。製紙用と同様、ペーパーレス化の流れで厳しい。UV印刷への切り替えも一巡し、新たな機械導入の動きも鈍い状況が続いている。

 その他用は1,218トンで同4.8%減。主力のフィルム用が苦戦。大型フィルムの生産が多い中国市況の悪化で、フィルム用機械メーカーの中国向け輸出が停滞。それに伴い、組み込みのロール需要の減少が続いている。外壁等住宅用も、新設住宅着工件数の減少で需要は停滞している。

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