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理化学研究所との共同研究成果を発表

住友理工、自己修復性ゴムにより耐久性向上へ、新たな材料可能性を確認

工業用品 New! 2026-01-27

 住友理工と理化学研究所は、共同研究により「自己修復性を有するゴム」が、従来材料と比べて耐久性向上に寄与する可能性を確認した。

 同社と理研は、製品のさらなる長寿命化を目的に、2024年より共同研究を開始。ゴム材料は一般的に、使用に伴い微細なひび割れが生じるが、理研が保有する材料設計技術を活用することで、損傷後に自己修復する、または簡単な処理で修復される特性の実現を目指している。

 今回、同社で使用している既存ゴム(従来材)と共同設計した自己修復性ゴム(サンプル材)の耐久性比較試験を実施。試験の結果、サンプル材で耐久性向上の傾向が確認され、自己修復性が材料の長寿命化に寄与する可能性を確認した。

 自己修復性ゴムが実用化されれば、製品寿命の延伸、廃棄物の削減、メンテナンス負荷の低減など、環境・コストの両面での効果が期待される。今後は、耐久性の向上要因を詳細に解析するとともに、適用分野や仕様最適化について理研と協働のもと検討していく。

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