新素材を使用した高機能マット「クリーンエコスクレイプ」を12月上旬から発売
リファインバースグループ、業界初となるゴムを再生した新素材「RENAMY」を開発
工業用品 2025-11-27
リファインバースグループ(東京都千代田区、越智晶社長)は、クリーンテックス・ジャパン(兵庫県神戸市、大山済世社長)と協業を強化し、マットなどに使用されているゴム素材の再生素材開発に取り組んできたが、今回、業界で初めて、ダストコントロールマットに使用されていたニトリルゴム(NBR)を再生した新素材「RENAMY」(リナミー)を開発した。

RENAMYは、再びクリーンテックス・ジャパンで「クリーンエコスクレイプ」の原料として使用され、2025年12月上旬から販売を開始する。
リファインバースグループは、廃棄タイルカーペットを「水平循環リサイクル」する技術を先駆けて確立し、廃棄漁網やエアバッグ、鳥の羽根など、様々な廃棄物の再資源化に取り組んできた。
一方、業務用マットの製造・販売において世界的な実績を有するクリーンテックス・ジャパンでは、長年にわたり高機能マットを提供している。しかし、ダストコントロールマットなどに使用されるゴム部分は、繊維との複合構造により分離が難しく、再生が困難で、年間でおよそ800トンものマットが廃棄され、環境負荷の一因となっていた。
こうした課題を解決するため、クリーンテックス・ジャパンは環境配慮型製品の開発やCO2排出削減を目指し、リファインバースグループと協業。5月には、繰り返し使用できる養生シートの開発を皮切りに、マットの再生プロジェクトを本格始動した。今回の新素材「RENAMY」の開発は、その取り組みをさらに加速させる大きな一歩となる。
今回開発したRENAMYは、ダストコントロールマットの繊維とゴムを分離し、ゴム素材の部分(ニトリルゴム)をマテリアルリサイクルすることで生まれた、業界初の再生素材となっている。
同プロセスにより、従来は廃棄されていたニトリルゴムを新たな資源として再利用できるようになり、さらに他の再生ゴム素材と比較し多い割合で再生素材を使用することが可能になる。これにより、環境への負担をさらに軽減することに繋がり、資源循環型社会の実現に大きく貢献する。
RENAMYは、クリーンテックス・ジャパンが使用済みのマットを回収し、リファインバースグループの千葉県富津市にある工場(RIVIC)で再資源化。その後、再びクリーンテックス・ジャパンで原料として活用され、高機能マット「クリーンエコスクレイプ」として新たに生まれ変わる。
今後は、RENAMYの特性を活かし、他のゴム製品にも展開することで、廃棄物の削減に加え、CO2排出量の低減や企業のサステナビリティ推進にも貢献していく。
クリーンエコスクレイプは、クリーンテックス・ジャパンで12月上旬から売り切り市場向けの屋外用マットとして販売を開始。また、同素材を採用した従来のパイルタイプマットも、売り切り市場向けに順次展開を予定している。これにより、より幅広いニーズに対応した製品ラインアップの充実を図っていく。
さらに、将来的には本素材を、レンタルマット用の裏材としても活用することを視野に入れており、持続可能な製品開発への取り組みを強化していく。








