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福島事業場の食堂や体育館を活用

NOK、「NOKこども食堂」を毎月開催

工業用品 2025-10-21

 NOKの福島事業場(福島県福島市)は、地域の子どもたちの健やかな成長を支援し、地域交流を育むことを目的に事業場の社員食堂・体育館などを地域の子どもに開放する「NOKこども食堂~まんまるひろば~」を10月20日から毎月開催する。

NOK福島事業場 8月にリニューアルした社員食堂


 同活動は、福島市で子どもの居場所づくりを支援する福島市子ども食堂NET(受託運営者:ビーンズふくしま)とCARNIVAL WORKSの協力のもとに実施し、NOK福島事業場の社員がボランティアとして運営を担う。

 小中学生を対象に無料の食事や勉強サポート、体育館での遊びや体を動かす時間を設けるほか、モノづくりへの興味を醸成するためにNOKの製品・技術に触れる機会も設ける。

 NOK福島事業場は、8月に社員食堂をリニューアルしたことを契機に、地域住民と交流できる場づくりを構想し、準備を進めてきた。その一環として開始する「NOKこども食堂~まんまるひろば~」は、子どもたちや地域の方々が「食べる・学ぶ・遊ぶ」を通じて自然にふれあい、つながることを目指す活動となっている。自社の社員食堂を活用した定期的な子ども食堂の運営は、福島県内企業として初めての試み(福島市子ども食堂NET調べ)となる。

 ■「NOKこども食堂~まんまるひろば~」について
 「NOKこども食堂~まんまるひろば~」は社員の投票により、地域の輪が丸くつながる広場のような場所になることを願って命名。「みんなで育てるみんなの居場所を目指し、人と地域にひらかれた出会いとつながりの場」をコンセプトに活動する。

 会場となる社員食堂と体育館では、毎月1回、約2.5時間のプログラムを実施する。小中学生には、無料の食事提供や、学生ボランティアによる宿題や勉強のサポートのほか、ゲームなどを楽しむ自由時間、体育館を使った遊びの時間を設ける。また、独自のプログラムとして、オイルシールをはじめとするNOKの製品や技術に触れ、親しむ機会も提供する。ボランティア社員が企画した装置を使った実験、NOK製品を使ったゲームなど、子どもたちのモノづくりへの興味や好奇心を育むことを目指す。

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