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小学生に水素エネルギーを学ぶ機会を提供

豊田合成、三重県いなべ市と共同で「燃料電池教室」を開催

工業用品 2025-03-17

 豊田合成は、三重県いなべ市と共同で、子ども向けの「燃料電池教室」を開催した。

ミニカー用の燃料電池の製作体験


 同教室は、いなべ市が脱炭素社会に向けた取り組みとして市内の企業と連携してスタートしたワークショップ「ミラ研」の一環で実施。

 当日は、いなべ市役所で、小学4年生から6年生が参加し、トヨタ自動車の協力のもと、水素エネルギーで動くミニカーを使って燃料電池車(FCEV)の仕組みなどを学んだ。

 また、会場では、燃料電池トラックやバスに搭載されている大型高圧水素タンクの展示や、同社いなべ工場においてCO2排出ゼロで栽培された「いなベリー」を使ったいちご大福の販売も行った。

 同社はいなべ工場でFCEV向けなどの高圧水素タンクを製造していることから、いなべ市と包括連携協定を結び、水素利用の拡大などを目指している。今後も同市と連携し、水素エネルギーの活用に関する理解を深め、その普及を共に推進していく仲間づくりを進めていく。

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